生活支援・自立支援

花みずきでは、 安心できる安全な環境の中で
食事や衣服の提供などの支援をしています。
家族やDV(夫などからの暴力)から離れて安心な生活をおくれるよう
準備しています。
自立に向けて、 福祉、 医療、 心理などの専門スタッフが支援します。
利用を希望する方は、 行政の窓口にご相談ください。
ライラックの写真

支援の流れ-ステップハウス入居・新しい生活に向けた準備まで-

ステップハウスの利用中は、花みずきのスタッフだけではなく、関係機関の担当者とともに、連携しながら自立に向けた支援を行います。

ステップハウスって、どんなところ?

ステップハウスの室内の様子は、ステップハウスのご紹介でご案内しています。

サポートの流れ

相談サポート

利用中はいつでもスタッフと電話・面接で話すことができます。

行政との連携サポート

利用中もそのあとの新しい地域でも公的な窓口とつながりましょう!
助けとなる支援の情報が得られます。

生活を安定させるためのサポート

自立のお手伝い

  • 生活の立て直しプランをたてていきます。
  • 生活保護申請、就労、転居、施設利用など生活の安定をめざします。
  • 施設を出てアパートなどへ移るときの、探し方や生活品提供もします。
  • 法テラス、保護命令・離婚手続きなど弁護士へ依頼してすすめます。
  • また、心身の健康回復は優先して過ごしましょう。

入居してからの生活

1日目
入居時オリエンテーション

事務所にて心身の様子などをお聞かせください。
利用の案内と規則の説明をします。そこで利用の再確認をさせていただきます。
簡単な書面を取り交わし、本人と行政、花みずきの協働作業で支援を進めていきます。
必要があれば、洗面具、衣服などの生活必需品を提供します。
食事は自炊です。

2日目
生活の始まり

朝、起きたら布団をたたみ、着替え、朝食を摂りましょう。
規則正しい生活を心がけてください。
スタッフと「おはよう」と声を交わしましょう。「昨夜、眠れたか?」
「食欲や体調はどうか?」など様子をお聞かせください。
生活に必要なものがあれば、お知らせください。

3日目〜5日目
関係者による話し合い

ここまでの生活の感想や、これからどうしたいかなどの話し合いをします。
市町村女性相談員、生活保護担当、県女性相談所の担当職員、民間支援団体の当スタッフと、利用者の希望を大切にしながら、共に考え、具体的な対策を立てていきます。
迷ったり、決められないなど何日もかかるかもしれませんが、スタッフが気持ちを整理できるよう必要な支援をします。

6日目~10日目
今後の方向性に向けて

母子生活支援施設や、アパート、ステップハウスなど方向性が決まったら、必要な情報提供(不動産情報、保育園、学校、病院、行政機関の情報、地域の生活情報)など支援をします。
退居後の安心な生活のイメージがより具体的に持てるよう、スタッフが支援をします。

10日目以降
自立生活・退居に向けて

新しい生活のための家具や日用品など最低限の生活用品の準備を、共にしましょう。
利用料の精算をお願いします。
退居時のオリエンテーションとして、退居後の安全・安心な生活のために注意事項などを共に確認しましょう。

入居前にすすめておくと良いこと

2~3泊の着替えに加えて、日ごろ大切にしているもの等を使えるように準備しましょう。

  • ・身分証明になる免許証、パスポート、マイナンバーカードなどの準備。
  • ・現金、貴重品などや買えない大事なものを持参するか、あるいは預け先の確保
  • ・薬やいつも使っている化粧品や衛生品の準備。
  • ・子供が大切にしている小さめのおもちゃなど。
  • ・気に入っているカップ食器類などの日用品。

入居前に確認しておき、手続きなどを進めておくと良いことをまとめました。

入居について よくあるご質問

Q

利用に決まりはありますか?

A

最長の利用は1年くらいが目安ですが、2.3カ月~6ヵ月くらいの方が多いです。
毎月、確認しながら継続利用となりますが、退居は希望によって決まります。

Q

ステップハウスを利用できるのはどんな人ですか?

A

自立に向けた新しい生活ができるように心身の安定が得られるまでの方たちです。

  • ・就労へのステップアップを図り、就活や就職をしてから退居する人。
  • ・離婚の成立など法的な結果などを待ってから安心感がでるまで利用したい人。
  • ・女性のひとり暮らしを希望しているが、生活体験をして自信をつけたい人。
  • ・スタッフの見守りがもうしばらく欲しいと希望する人
  • ・月々の生活費がどのくらいかかるかを暮らしてみて、家計の目途を付けたい人等々。